サイズ 横20cm×縦10.5cm×厚み2cm 素材 ピッグレザー(豚革)友禅染め 備考 札入れ:4段 カード:8枚 ポケット:アウト1/イン2 ラウンドジッパータイプ 華やかな個性が光るデコブランシェの長財布。
上質の革に京友禅の技法で一色一色手作業により染色を行い、特殊な薬品を混ぜ釜で蒸すことによりこのような立体的な模様が浮かび上がります。
財布 レディース 【成人式】【ギフト】【新生活】【春財布】【母の日】【クリスマス】【プレゼント】【楽天シニア市場】海外でも認められた!! ジャパンイズムの伝統の技!! 京友禅染本革のお財布 decobranche ラウンドファスナー長財布 * * * * * * * 新色「ターコイズ」♪
* * * * * * * * * * * * ** * * * * * 京友禅染の特徴 京都の友禅は柔らかい色調が多く、何色が基調になっているのか判別しにくいほどの多彩な色を使っていながら、配色に神経が使われ上品で華やかです。
はんなりとした美しさ、雅やかなデザインが特徴です。
自然文様のほかにも有職文様も多く取り入れていることが特徴と言えます。
友禅染めの元祖とされる宮崎友禅斎が京都の扇絵師であったこと、堀川、桂川、鴨川など染色に必要不可欠な豊かな水に恵まれた環境が、友禅の発展を支えたと考えられます。
京友禅の特徴は、それぞれの技術をもった職人が分業して一枚の作品を仕上げているということです。
墨などで構図を描き、糊で色をせき止めから、筆で色を挿し、そのあと刺繍や箔などで文様を仕上げますが、それぞれの工程に専門の技術者が作品を手掛けます。
いくつもの工程を分業化することにより、刺繍や金色、銀色、箔、絞り染めなどを加えた華やかな作品ができあがります。
一人の作品ではないので京友禅は着物に落款（らっかん）はつかないことが多いです。
友禅が出来るまで 1.下絵（したえ） 題材のスケッチを重ね、構想を練ります。
小下絵を元に皮革と同じ寸法の草稿を描きます。
草稿の上に、裁断した革を重ねて、つゆ草から絞った「青花」で下絵を描きます。
「青花」は水に接すると消える性質を持ちます。
2.糸目糊置（いとめのりおき） 「手描き友禅」の大きな特徴のひとつが「糸目」です。
糸目とは、柄の輪郭の線のことを言います。
下絵に沿って細く糊を置いていきます。
この糊が生地に染み込んで防波堤となり、染料を挿しても色が滲んで混ざり合わないようになります。
糊を置いた後、一度水を通して青花を消すと、糊糸目だけが残ります。
糸目糊を均一な細さで自由自在に美しく描けるようになるまでには、長い修行期間が必要です。
3.地入れ（じいれ） 染料を染み込みやすくするために、生地に大豆から作った「豆汁（ごじゅう・ごじる）」と汁を引きます。
これを「地入れ」と言い、からは、染料を生地に食いつきやすくするための処置です。
地入れをせずに染色をすると色が滲んでしまったり、染めムラができてしまいます。
豆汁の調合は染め上がりの美しさにも影響する大切な工程です。
4.色挿し（いろさし） 糸目糊置きした中の模様部分に細かく色をつける工程で、生地の下を電熱器で温めて、染料を乾かしながら描いていきます。
小さな刷毛や筆を用いて、絵画を描くように自在に美しい色で表現していきます。
染料は原色となる5〜6色を混ぜ合わせて調合し、小さな絵皿に一色づつ作ります。
作り置きはせず、その都度、一色づつ丁寧に調合するため、既製品にはない深い色合いを表現することができます。
様々な色を使用し、皮革にまとまりのある全体感を作り出すには豊富な経験が必要で、 糸目糊から滲み出さずに彩色するには熟練の技術が必要です。
5.伏糊置・地染め（ふせのりおき・じぞめ） 色挿しが終わった部分に糊や蝋をかぶせます。
糊や蝋をかぶせた部位は防染され、次の地染め工程で地色が文様の部分に入り込むのを防ぎます。
伏せ糊後、刷毛引きにより生地面を染色します。
最も広い部分を染めるので、ムラや刷毛跡の出ないよう細心の注意を要します。
6.蒸し・水元（むし・みずもと） 地染の終わった生地を蒸し箱に入れ、地色を定着させるために約100度の蒸気で20分〜50分間蒸します。
蒸し上がった生地は、良質の水をたっぷり使って余分な染料や伏糊を綺麗に洗い流します。
これを水元と言い、いわゆる「友禅流し」の工程です。
7.型押し加工(かたおしかこう) 6番までは通常のお着物などに施す染付なのですが、皮革の場合は更に染め付けたものを 革に型押して凹凸を出していきます。
更に色が薄くなるところを染付を更にして柄をはっきりとさせていきます。
大抵の場合7回程度染付加工を行います。
以上のように、革の友禅染には7つの工程を経て初めて美しい文様が出来ていきます。
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